突然ですが
『糖質』がどのようなメカニズムで
肥満を引き起こしているか
説明出来るでしょうか?
ほとんどの方が
義務教育で学んで以来
栄養素について調べる事が
無いのが現状です。
私の食生活も以前『糖質』に偏り
さらに『大食い』で『早食い』
でした。
そんな生活のせいで
いつの間にか持っている洋服が
キツイと思い始めました。
私は両親に
『たくさん食べる事は良い事』
だと教わりました。
ご飯も米粒一つ残さず食べました。
ですが、その考え方が少しずつ
変わってきています。
今や『過食は短命』だと提唱する
方もいる程です。
太るだけならまだ良いです。
最近では糖尿病が若年層にも
見られようになったと感じませんか?
糖尿病の治療には
1回3時間の透析を週3回
しなければなりません。
『糖尿病』を原因に起こる
『失明』や『下肢切断』も恐ろしいです。
足を切断すると
平均寿命は約10年短くなる
と言う研究結果もあります。
この記事を読んで頂ければ
甘い物がやめられない理由
と、その糖質との上手い
付き合い方が理解出来ます。
なので、我慢ばかりのダイエット
をしている方には
ぜひ読んで頂きたいです。
なぜ糖質は摂り過ぎるのか?
糖質には中毒性がある事を
知っていますか?
実は糖質は
アルコール、ニコチン
に並ぶ三大中毒の一つなのです。
アイスクリーム、ドーナツ、ケーキ…
甘い物を食べると太る
と分かっていても
なかなか止められませんよね?
糖質をたくさん摂ると
脳内にドーパミンが放出され
血糖値の急上昇と共に
幸福感がもたらされます。
ですがその後、血糖値が急降下すると
さらに糖質が欲しくなります。
このスパイラルに陥ると
意思の力では
なかなか抜け出せません。
さらに糖質は
『レプチン』と言う満腹ホルモンに
作用しないので
脳が満腹を感じにくいのです。
摂るべきではない糖質
結論から言うと
糖質と脂質の組み合わせ
で出来た食べ物は一番太りやすいです。
その理由は
糖質を摂った時に分泌される
インスリンが脂質も体脂肪に
取り込んでしまうからです。
コンビニやスーパーで安く手に入る
『お菓子』『揚げ物』
等がそれにあたります。
確かに安くてたくさん
食べられるのは魅力的です。
ですが、その『安さ』にも
理由があります。
安い砂糖や小麦粉を
添加物で加工した食べ物を
お腹一杯食べてはいけません。
喉が渇いたら
ついつい飲んでしまう
ジュースも危険です。
ジュースの裏表示の
『果糖ブドウ糖液糖』
と言う文字を見た事がありませんか?
これはトウモロコシが原料です。
ジュースは『噛む』必要が無いので
満足感がほとんど無いのに
血糖値を上昇させる
最悪の食品です。
ジュースには品質を保つ為に
食品添加物が使用されています。
さらに、原価を安くする為に
人工甘味料も使われています。
取り入れるべき糖質
日本人は精製されたお米やパン
砂糖を摂り過ぎています。
精製された糖質は
血糖値の上昇率(GI値)が高いです。
さらに、食物繊維も取り除かれているので
精製前より満足感が少ないです。
食物は
収穫された状態に近い形で
摂るのが良い
とされています。
玄米、てんさい糖、全粒粉
を取り入れて血糖値の
急上昇を防ぎましょう。
このような『茶色い糖質』は
現代人に不足している
ビタミン、ミネラルも摂れます。
ビタミンやミネラルは
身体の調子を整える役割があり
糖質を分解する時にも必要です。
なぜか体調が優れなかったり
疲れやすかったりするのは
ビタミン、ミネラル不足が原因
かもしれません。
まとめ
糖質は三大栄養素の中で
太りやすいのは確かです。
その原因は
『糖質を摂るとインスリンが分泌される』
為です。
ですが、糖質全てを否定する
訳ではありません。
お菓子の糖質と白米の糖質を
一緒にしてはいけません。
糖質を摂る際には
ビタミンやミネラルが含まれて
いるか、しっかりと『噛む』動作が
必要かを考えましょう。
これは糖質だけのお話ではありません。
一人一人が栄養素の知識を身に付け
摂るべき栄養はしっかり摂りましょう。
コメント